今日は初の休養日。
昨日の疲れを癒すため、午前中はゆっくりして午後はギャンツェ観光をする。
ギャンツェの見所は、パンコル・チョーデという修道院とギャンツェ・ゾンというお城だ。
チベットの中でもまだ中国政府による開発が進んでおらず
昔ながらのチベットらしい町の風景が楽しめるらしい。
朝飯に包子を食べ、午前中はダラダラ宿で過ごした。
昼飯を食べに行く時に宿を出て歩いていると、何か遠くから見覚えのある人が歩いてくる。
ラサのヤクホテルで一緒になり、テルドム温泉へ一緒に行った真哉さんだった。
「偶然だねぇ~!!」
真哉さんは僕らがラサを出た次の日くらいに宿を出発して
僕らが明日向かうシガツェに宿を取り、日帰りでギャンツェに来ているところだった。
めっちゃ偶然。しかし旅をしているとなぜかこうゆう偶然は良くある。
再開を祝して茶館へ行き、シャンガモ(ミルクティー)を飲んだ。
そこでの話によると、真哉さんはシガツェからネパール国境の町ザンムーまでの
バスのチケットを、宿のおばちゃんに頼んで買ってきてもらっているらしい。
先にラサを出たS一郎君もそのおばちゃんに頼んでチケットを買ってもらっている。
外国人はバスのチケットを買えないのだ。
さらにチケットを無事買えたとしても、バスに乗っているところが公安にバレれば
当然ラサに戻されるし、外国人を乗せたバスのドライバーは最悪職を失うことになる。
しかし実際はバスに乗ってボーダーまで行く人はたくさんいるし
S一郎君もつい最近その方法で成功しているので問題ないだろう。
そろそろ観光を始めないとパンコル・チョーデが閉まってしまうので
まずは真哉さんが行っていないギャンツェ・ゾンへ向かった。
しかし着いたはいいが入り口がわからない。
完全に勘で3人はゾンを登り始め、途中のなかなか景色がいいところまできた。
ゾンから。ギャンツェが一望できる。
さらに登ろうとして、道なき道を歩き始めるとなにやらお城の上から声が聞こえる。
どうやら監視員のおっちゃんらしい。
そして、「そこは道じゃない。そして金を払え。」みたいなことを言っているようだ。
なんだかよくわからないいがとりあえずその場から逃げて、もと来た道を戻ることにした。
その後パンコル・チョーデに向かい、真哉さんとはここで別れた。
お互いに旅の無事を祈り、ネパールでの再開を約束した。
パンコル・チョーデがいったい何かは忘れてしまったが
チベットではかなり有名なお寺らしい。
パンコル・チョーデ。
パンコル・チョーデはチベットのお寺ではめずらしく10元お布施を払えば
お堂の中も写真が撮り放題というお寺である。
お堂の入り口に入るとどでかい僧侶が
「カメラを出せ。」
と言ってくる。そこで10元納めればそのまま持って行ってもいいし
納めなければカメラを没収される。というかもう納めるというよりは払うだろう。
ボクは10元払い写真を撮りまくった。
中には大人3、4人が入れるくらいの小部屋がいくつもあり
その小部屋の中に一体ずつ仏様が納められている。
なかなかきれいで迫力があった。
そのうちの一つ。
パンコルチョーデからギャンツェ・ゾンを望む。
正直を言うとボクはチベットのお寺はあまり好きじゃない。
何でだろうって考えてみたら、チベットのお寺は何かといえば金、お布施となる。
そりゃどこの仏教もそうかもしれないが、チベットはお金が前面に出ているのだ。
チベットの仏像にはたくさんのお金が張り付いていたり
お坊さんがお金を集めて電卓で計算していたり、どこに行ってもお金がチラチラ見える。
チベットの人は信仰心が強いために
お寺にはたくさんのお金をお布施として落としている。
お布施をすることが徳を積むことになる。
ただチベットにはほんとに貧しい人がたくさんいる。
本当にお金がない人もこのようにお布施をするんだったら問題だと思う。
ボクのお金に対する意識が間違っているのかもしれないけど
宗教が人々を救っているのか、少し疑問に思う。
ところでチベットには、パーミットがあれば自由に入れる対外開放地区と
外国人旅行証というパーミットを別に取らなくてはいけない非開放地区がある。
ギャンツェは非開放地区で、捕まればラサに戻されることになる。
しかし実際は非開放地区でも取締りが厳しいところとそうでないところがある。
ネパールまでのフレンドシップ・ハイウェイはほとんどが非開放地区だが
実際に捕まった人は聞いたことがない。
逆に西チベットや東チベットは非常に厳しく、宿に泊まろうとすると
すぐさま公安に通報が行く町なんかもある。
まあどちらにしろいったい何が目的でこんな曖昧な決まりがあるのかわからない。
でも実際は公安の人たちはすごくフレンドリーでいい人が多い。
ラサではバーで一緒に飲もうと誘ってくれたし、パーミットに対して疑問を持ってる人もいた。
こんなノーパーミットでビクビク旅をしなくても良くなる日がくるんだろうか。
将来、すべてのチベットが外国人に対して解放されるのが楽しみだ。
そのときは是非カイラスに行ってみたい。
昨日の疲れを癒すため、午前中はゆっくりして午後はギャンツェ観光をする。
ギャンツェの見所は、パンコル・チョーデという修道院とギャンツェ・ゾンというお城だ。
チベットの中でもまだ中国政府による開発が進んでおらず
昔ながらのチベットらしい町の風景が楽しめるらしい。
朝飯に包子を食べ、午前中はダラダラ宿で過ごした。
昼飯を食べに行く時に宿を出て歩いていると、何か遠くから見覚えのある人が歩いてくる。
ラサのヤクホテルで一緒になり、テルドム温泉へ一緒に行った真哉さんだった。
「偶然だねぇ~!!」
真哉さんは僕らがラサを出た次の日くらいに宿を出発して
僕らが明日向かうシガツェに宿を取り、日帰りでギャンツェに来ているところだった。
めっちゃ偶然。しかし旅をしているとなぜかこうゆう偶然は良くある。
再開を祝して茶館へ行き、シャンガモ(ミルクティー)を飲んだ。
そこでの話によると、真哉さんはシガツェからネパール国境の町ザンムーまでの
バスのチケットを、宿のおばちゃんに頼んで買ってきてもらっているらしい。
先にラサを出たS一郎君もそのおばちゃんに頼んでチケットを買ってもらっている。
外国人はバスのチケットを買えないのだ。
さらにチケットを無事買えたとしても、バスに乗っているところが公安にバレれば
当然ラサに戻されるし、外国人を乗せたバスのドライバーは最悪職を失うことになる。
しかし実際はバスに乗ってボーダーまで行く人はたくさんいるし
S一郎君もつい最近その方法で成功しているので問題ないだろう。
そろそろ観光を始めないとパンコル・チョーデが閉まってしまうので
まずは真哉さんが行っていないギャンツェ・ゾンへ向かった。
しかし着いたはいいが入り口がわからない。
完全に勘で3人はゾンを登り始め、途中のなかなか景色がいいところまできた。
ゾンから。ギャンツェが一望できる。
さらに登ろうとして、道なき道を歩き始めるとなにやらお城の上から声が聞こえる。
どうやら監視員のおっちゃんらしい。
そして、「そこは道じゃない。そして金を払え。」みたいなことを言っているようだ。
なんだかよくわからないいがとりあえずその場から逃げて、もと来た道を戻ることにした。
その後パンコル・チョーデに向かい、真哉さんとはここで別れた。
お互いに旅の無事を祈り、ネパールでの再開を約束した。
パンコル・チョーデがいったい何かは忘れてしまったが
チベットではかなり有名なお寺らしい。
パンコル・チョーデ。
パンコル・チョーデはチベットのお寺ではめずらしく10元お布施を払えば
お堂の中も写真が撮り放題というお寺である。
お堂の入り口に入るとどでかい僧侶が
「カメラを出せ。」
と言ってくる。そこで10元納めればそのまま持って行ってもいいし
納めなければカメラを没収される。というかもう納めるというよりは払うだろう。
ボクは10元払い写真を撮りまくった。
中には大人3、4人が入れるくらいの小部屋がいくつもあり
その小部屋の中に一体ずつ仏様が納められている。
なかなかきれいで迫力があった。
そのうちの一つ。
パンコルチョーデからギャンツェ・ゾンを望む。
正直を言うとボクはチベットのお寺はあまり好きじゃない。
何でだろうって考えてみたら、チベットのお寺は何かといえば金、お布施となる。
そりゃどこの仏教もそうかもしれないが、チベットはお金が前面に出ているのだ。
チベットの仏像にはたくさんのお金が張り付いていたり
お坊さんがお金を集めて電卓で計算していたり、どこに行ってもお金がチラチラ見える。
チベットの人は信仰心が強いために
お寺にはたくさんのお金をお布施として落としている。
お布施をすることが徳を積むことになる。
ただチベットにはほんとに貧しい人がたくさんいる。
本当にお金がない人もこのようにお布施をするんだったら問題だと思う。
ボクのお金に対する意識が間違っているのかもしれないけど
宗教が人々を救っているのか、少し疑問に思う。
ところでチベットには、パーミットがあれば自由に入れる対外開放地区と
外国人旅行証というパーミットを別に取らなくてはいけない非開放地区がある。
ギャンツェは非開放地区で、捕まればラサに戻されることになる。
しかし実際は非開放地区でも取締りが厳しいところとそうでないところがある。
ネパールまでのフレンドシップ・ハイウェイはほとんどが非開放地区だが
実際に捕まった人は聞いたことがない。
逆に西チベットや東チベットは非常に厳しく、宿に泊まろうとすると
すぐさま公安に通報が行く町なんかもある。
まあどちらにしろいったい何が目的でこんな曖昧な決まりがあるのかわからない。
でも実際は公安の人たちはすごくフレンドリーでいい人が多い。
ラサではバーで一緒に飲もうと誘ってくれたし、パーミットに対して疑問を持ってる人もいた。
こんなノーパーミットでビクビク旅をしなくても良くなる日がくるんだろうか。
将来、すべてのチベットが外国人に対して解放されるのが楽しみだ。
そのときは是非カイラスに行ってみたい。
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by reo3526
| 2008-10-16 19:10
| Tibet